出勤の準備をしているだけなのに涙が出る。会社のことを考えると泣いてしまう。本人にも理由がはっきり分からないことがあります。涙はそれだけで病気を意味するものではありませんが、強い緊張や疲労が続いているときに現れることがあります。
涙は「弱さ」の証拠ではありません
強いストレスが続くと、気持ちを抑える余力が少なくなり、些細なきっかけで涙が出ることがあります。仕事量、人間関係、配置転換、失敗への不安など、職場のストレス要因はさまざまです。厚生労働省の「こころの耳」でも、仕事の変化や対人関係など多様な職場ストレスが紹介されています。
ほかの症状も一緒に見てください
涙だけでなく、眠れない、食欲がない、動悸、吐き気、強い疲労感、集中力の低下、何も楽しめない状態などが続いている場合には、こころと体の負担が大きくなっている可能性があります。月経や身体疾患、薬剤などが影響する場合もあるため、必要に応じて身体面の評価も重要です。
その場でできること
泣いている自分を止めようと無理をするより、安全な場所へ移動し、呼吸が落ち着くまで少し時間を取ってください。今日は出勤できる状態なのか、休む必要があるのかを一日単位で判断しましょう。信頼できる人や職場の相談窓口に状況を共有することも選択肢です。
医療機関へ相談する目安
涙が繰り返し出る、仕事や生活に支障がある、数週間にわたり気分の落ち込みや不安が続いている場合は、精神科や心療内科への相談を検討してください。自分を傷つけたい気持ちや死にたい気持ちが強い場合には、オンライン診療を待たず、119番や地域の救急医療、緊急の相談窓口につながってください。
この記事について:症状の現れ方や必要な対応は人によって異なります。この記事だけで診断することはできません。困りごとが続く場合には医療機関へご相談ください。
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参考情報
本記事は一般的な医療・健康情報の提供を目的としており、個別の診断や治療を行うものではありません。